Rule & Manners
女性ゴルファーのためのルール&マナー
- チェック表
- □ ゴルフクラブ(クラブは14本以内)
□ ゴルフシューズ
□ ゴルフウェア
□ レインウェア
□ ボール(最初は多めに)
□ ティー、グローブ
- ゴルフ場に行くときは、基本、だらしない格好やラフすぎる格好でなければ私服でOKです。
それでも心配な方は、一度ゴルフ場に確認しましょう!
- ゴルフ場には、ショートホール、ミドルホール、ロングホールの3タイプのホールに分かれています。
それぞれ規定打数が設定されていて、ショートホールなら3打、ミドルホールなら4打、ロングホールだと5打となっています。
- 規定打数でカップインをすることを「パー」。
一打オーバーすると「ボギー」、2打オーバーすると「ダブルボギー」となります。
逆に、規定打数よりも1打少なくカップインできることを「バーディー」、2打少なくカップインできることを「イーグル」といいます。
- OBに入ると、その場から打ち直さなければいけないホールと特設ティから打つホールとがあります。
1打目でOBした場合、打ち直さなければいけないホールでは、1打罰となりティーイングエリアで3打目から再度ティーショット、特設ティがあるホールでは、特設ティで3or4打目からプレーすることになります。
ゴルフ場によって、ローカルルールがあり、ペナルティにも違いがあります。
そのゴルフ場のルールにそってプレーを楽しみましょう!
ちなみに、ホールの距離はあまり馴染みのないヤードで示します。
1ヤードの長さは0.9144m。約90cmですね。
これも覚えておきましょう!
- ①ほかの人がパットする時は静かにしましょう!
動くのもNGです。
②グリーンはデリケートなので足を引きずるような歩き方はやめましょう!
走るのもNGです。
- ③他の人のライン、つまりボールとカップを結ぶ線上を歩いたり立ったりしてはいけません。
また、他の人がパットをするときに自分の影がラインにかからないように注意しましょう!
- 自分の実力に合ったティーイングエリアでプレーしましょう!
女性の初心者は赤のレディースティー。
女性の上級者で自信のある方は男性と同じ白のレギュラーティーから挑戦してみるのもいいかも。
- 同伴者がどんなボールを使っているか確認しましょう!
色やメーカーがかぶっているときは、間違えないように目印をつけるといいでしょう!
ボールを間違えて打つと2ペナルティが加算されるので気をつけましょう。
- 他の人が打っている時は静かにしましょう!
他の人の打球をしっかり見るのもマナーです。
いいショットの時は「ナイスショット!」と掛け声を、隣のホールへ行くくらい曲がった時は必ず「フォアー!」の掛け声を出しましょう!
- ティーショットの際、打ったボールがOBの可能性がある時は、みんながティーショットを終えた後に「暫定球を打ちます」と宣言して必ずもう一球打ちましょう!
ボールがOB、もしくは紛失なら、暫定球を4打目としてプレーします。
ボールがOBでなかった場合は、そのままプレー続行。
暫定球を拾い上げましょう。
- OBかどうかわからない時は、なかなかボールが見つからないこともあります。
自分のボールでなくても、一緒になって積極的に探してあげましょう!
- ゴルフは、それぞれの打数を競うため、スコアカードをもってプレーします。
スコアカードには、各ホールのヤード数と、規定打数であるパーが表示されています。
スコアカードを手にしたら、まずプレーヤー欄の一番上に自分の名前、その下に同伴者の名前を記入します。
スコアは、各ホールで全員のプレーが終わった時点で打数と破線の右側にはパット数を書いていきます。
スコアを書くことによって自分の弱点が見えてきます。
プレーするときは、毎回しっかり書きましょうね!
- 自分のキャディーバッグが積んであるかを確認しましょう!
ボールは、初心者のうちは最低15個くらいバッグに入れておくといいでしょう!
次に、いつでも水分をとれるようにドリンクを持っていくのも忘れずに!
- あとは、カートに傘、クラブを洗うバケツ、ボールやクラブを拭くタオル、目土があるかチェックして準備OK!
これで、ラウンド中あわててクラブハウスに戻る心配はありませんね。
- ラウンド前に、雨が降っていてもいなくても、キャディーバッグにレインウェアを入れておくこと。
その時、グローブやタオルをいつもより多めに入れておくと便利です。
カートに傘があることも確認しましょう!
- ラウンド中に雨が降ってきた時は、フェアウェイ上ではなく、カートの中か、近くの茶店に移動してレインウェアを着用しましょう!
かわいい雨具をもっていると雨の日でも楽しくプレーできますよ。
- ボールを打つ構えのことを「アドレス」といいます。
ここから、クラブを振り上げる動作のことを「テイクバック」、上がりきったところを「トップ」、ボールが当たる瞬間のことを「インパクト」、インパクトから振り抜いていくところを「フォロー」、振り切ってクラブが収まった場所を「フィニッシュ」と言います。
この用語は、レッスン時に何度も出てくるのでしっかり覚えておきましょう。
- ラウンドに持っていくポーチには、必ずドリンク、日焼け止め、汗ふき用のタオルを入れておきましょう!
- ゴルフ場は日差しがきついので、必ず帽子をかぶること。
また、ゴルフ場は日差しより芝からの照り返しの方がきついので日焼け対策として、夏用に作られた長袖のインナーなどを着用するのもお勧めです。
- ラウンドの時は、自分たちの組以外にもお客さんがいます。
前の組から離れないようにハーフ(9ホール)を2時間20分以内でまわることを目安に、プレーしましょう!
遅れた時は、後ろの組に迷惑がかからないように走ったりして少しペースをあげること。
この時、使うと予測されるクラブを何本か持って歩くとスムーズにプレーできます。
- もし、遅くなった場合も、ホールアウトの時に、「お先でした!」と後ろの組に声をかけると素敵ゴルファーとしてスマートですね。
- ゴルフ場へは、プレー開始の1時間前には到着するようにしましょう!
フロントでのチェックインの時に、スタート時間を再度確認するのも忘れずに。
- あとは、スタート10分前にはスタートホールに集まるようにしましょう!
ゴルフはみんなで楽しむスポーツです。
時間厳守で、目指せ素敵ゴルファー!
- 運転手は、必ず、みんながしっかり乗っているかを確認してから発進させましょう!
最近はほとんどが自動運転のカートですが、手動カートの場合は坂道やカーブではスピードを落とすように気を付けましょう。
- カートの前に立ったりすると事故の原因になるのでカート道(みち)を歩くときは十分に注意しましょう!
- ゴルフ場には、ゴルフウェアに着替えることができるロッカールームがあります。
自宅からゴルフウェアでゴルフ場に来てもいいのですが、夏場は汗をいっぱいかくので、ゴルフウェアをもってきて着替えるほうがいいでしょう!
ゴルフウェアの着替えを用意しておくのもお勧めです。
財布などの貴重品は専用のロッカーに預けましょう。コースによってはフロントに預ける場合もありますので、確認しましょう。
- スイング練習の素振りをする場合は、必ずまわりに誰もいないかを注意しましょう!
この時、クラブが、小石や木の枝に当たらないことも確認しましょう。
- また、同伴者がプレーに入るときは、その前方に出ないように気をつけましょう!
ミスショットをした後は、プレーを急ぐことに意識が向きすぎて、他のプレーヤーの行動を見ていない場合があります。自分が打つ時は、「打ちます!」と他のプレーヤーに聞こえるように声掛けすると安心ですね。
- クラブの頭の部分を「ヘッド」、この「ヘッド」と「グリップ」の間を「シャフト」といいます。
ボールと接触する面のことを「フェース」、「フェース」の角度のことを「ロフト角」といい、この傾きによってボールを浮かすことができます。
- アイアンのクラブの大きな違いは、「シャフト」の長さと「ロフト角」で、7番から9番、ピッチングウェッジ、サンドウェッジと変わるごとに、シャフトの長さは短く、ロフト角は大きくなっていきます。
これによって、飛距離も弾道も変わってくるので、用途によってうまく使い分けていきましょう!
- 夏場は、ドリンクや日焼け止め、タオルなど、暑さ対策の小物はもちろんですが、疲労回復のために糖分、熱中症対策に塩分を補給できる飴やお菓子もっていくのもお勧めです。
また、虫よけスプレー、かゆみどめ、ばんそうこうを持っていると、いざという時に便利です。
あと、初心者ゴルファーの方で勘違いしがちなのですが、ゴルフ場のお風呂には、基本的にシャンプーやリンス、バスタオルなどは置いてありますので、持ってくる必要はありません。
- アプローチショットが直接グリーンを捉えたとき、落下地点にボール跡ができる事があります。
このボール跡を残した状態にしておくと、次に来るプレーヤーの妨げになる可能性があります。
- そこで、登場するのが、グリーンフォーク。
ボール跡の回りにグリーンフォークを指し、穴を埋めるために芝を寄せていきます。
フォークの先端を持ちあげると芝の根が切れてしまうのでNG。必ず、フォークを起こすように中央に寄せるようにしましょう!
このように四方から寄せていくと、芝が盛り上がってくるので、この盛り上がった部分をパターの底面でトントンと叩いて均せばOKです!
- ボールマーカーは、グリーン上でボールを拾い上げる時に、ボールの代わりに目印として置くためのものです。
マーカーはボールとカップを結んだライン上で、ボールの真後ろに置くこと。
この時、必ずマーカーを置いてからボールを拾い上げないとペナルティになるので注意しましょう!
- 次に、同伴者のライン上にマーカーがある場合は、それ自体が邪魔になってしまうことがあります。
まずは、どちらに移動させるのか、相手に聞くこと。
そして、その方向にある木などを見印にし、目印の方向にパットのヘッドの先を向け、フェイス幅分マーカーをずらします。
同伴者がパットした後は、先ほどと同じ方法でマーカーを戻し、ボールを置きましょう!